こんにちは。今日は、教員たちの課外活動であるところの研究会のお知らせです。2つあります。

文化フォーラム 第3回「詩人が絵を描くとき─宮沢賢治、まど・みちおの比較」
こちらは、2006年より人間文化学科の先生方中心にふくやま文学館で開催されている研究会です。その第3回に、安田准教授と阿部が登壇します。宮澤賢治の残したスケッチを制作に関わる人間から見るとどのようなことが言えるのかや、宮澤賢治の絵についてこれまでどのようなことが語られてきているのかなど、宮澤賢治とまどみちおという作家たちの視覚表現をめぐる研究会となっています。人間文化学科の青木教授と私たちの他に、外部から鞆の津ミュージアム学芸員の津口在五さん、アーティストの李豪哲さんとともに議論を深めていきたいと考えています。

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実は私たちは、この研究会の開催が決まる前から、青木教授に宮澤賢治読解のヒントを聞くための勉強会を2年前から行ってきています。学生のみなさんも、授業以外での教員たちの様子を見に来てもらえればと思っています。

第三回 7月23日(土) 14:00~16:00
パネルディスカッション「詩人が絵を描くとき─宮沢賢治、まど・みちおの比較」
パネラー 
人間文化学科教授 青木美保
メディア・映像学科 准教授 安田 暁
同         講師 阿部 純
鞆の津ミュージアム 学芸員 津口在五氏(本学非常勤講師)
アーティスト    李 豪哲氏

MAGNET公開研究会 「語りがコミュニティ化する時」
もう一つは、私も世話人に名前を連ねているメディア研究者たちの集まり、通称「MAGNET」の尾道での研究会でのお知らせです。今回はローカル・メディアに焦点を当てます。私も、最近の自身の研究対象であるzineをめぐる動きについて、発表をする予定です。当日の尾道は花火大会日ということで、いつにない喧騒の最中ということが予想されますが・・・、足をお運びいただければ幸いです。

・日時:2016年7月30日(土)13:00-15:00
・場所:光明寺會舘
尾道市東土堂町2-1 ※尾道駅より徒歩5分

・司会:北村順生(立命館大学、MAGNET)
・話題提供者:土屋祐子(広島経済大学、MAGNET)、阿部純(福山大学、MAGNET)
・コメンテーター:小川明子(名古屋大学)、伊藤昌亮(成蹊大学、MAGNET)
主催:MAGNET(http://m-gn-t.tumblr.com/)
共催:広島経済大学経済学部メディアビジネス学科土屋祐子研究室、福山大学人間文化学部メディア・映像学科阿部純研究室
参加費:無料
事前登録:不要
問い合わせ: magnet.info.2012@gmail.com

なお、本研究会はJSPS科研費15K00475の助成を受けて開催します。

※研究会当日の尾道市街は、花火大会開催のため大変な混雑が予想されます。尾道周辺の宿泊所、食事処、交通事情、駐車場につきましては細心の注意が必要な状況となっておりますので、この点をご承知おきの上、ご参加いただければと思います。

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